観峯館

観光

「書道文化と世界を学ぶ」をテーマとした観峯館は、シンボルとなる六階建ての本館、中国の建築様式である四合院に倣った造りの書院、それと民俗館などで構成されたユニークな外観を持つ博物館です。
まず、ロビーを通って本館に入ると、一階には避暑山荘の澹泊敬誠殿が再現されていて圧巻です。また、清時代の家具調度や中国書画、拓本が展示され、さながら中国を訪れた気分になります。その他、各フロアには、貴重な拓本類や硯、世界の文字資料などが展示されています。
書院の回廊部分には、清時代を中心とした書画家の作品が展示してあり、また、三希堂様式の書斎が復元されて中国の珍しい文物を見ることができます。その中庭には流水が設けられ大硯が配してあります。
民俗館も、ここの一大特色のアフリカ諸国やオセアニア地域の仮面、神像、ヨーロッパのアンティーク家具、オルゴールなど貴重な資料で満たされています。

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